感情を手放す方法
2021/12/28
「感情を手放す方法」
それは
ただ
感じること
もっと具体的に言うと、
感情が
ただの反応であって
実体の無いものだと気付くこと
悲しみも憎しみも嫉妬心も
ただフタをして
抑え込もうったって無理!
ってことは、
みんな分かっているのに、
ついつい
我慢に我慢を重ねちゃいます。
まずは
感情を抑え込むことを
あきらめよう。
何かが起こって、それに反応する
っていうのは
とっても自然なことだから、
反応として現れた感情は
ただ観察していればいい。
自我が持つ感情は、
醜くて
ズルくて
ヘドが出そうだったりするけど、
それは誰にとっても
当たり前のこと。
どんなに醜悪な感情を持ったとしても
あなたの
ハイヤーセルフは
真我は
魂は
全く損なわれない
そして次の段階!
感情が
どんなに大きく揺れたとしても、
その感情の振り子の支点は
全く動いてないことに気付こう。
じっと待ってるだけでも
揺れはおさまるもの。
それなのに
わざわざ振り子をつかんで
さらに揺らします。
感情が動いたことに対して
あー
またこんな風に思っちゃった
イラッとしちゃうなんて
ムッとしちゃうなんて
がっかりしちゃうなんて
まだまだダメだー
こんな感情は持っちゃダメだー
なーんて
自然に止まろうとしている振り子に対して
無理矢理止めようと力を加えると、
かえって新たな揺れが生まれます。
自分で自分の感情をジャッジして
その感情に対する
別の感情を生み出して
溺れそうになりながら
揺れてる振り子を掴んで
握りしめてるのって
とってもエネルギーを使います。
必死になって真ん中で握りしめても
そこは中庸じゃないよ。
振り子の支点は
すでに
いつも
中庸にあることに気付こう。
中庸って、
大きな振れ幅を知ってるからこそ
分かるもんなんだと思います。
結局のところ、
反応として出て来た
感情を処理するには
自分で
しっかり感じ切るしか無いんです。
それは
辛いです。
恐怖です。
絶望します。
嘔吐します。
でも、
コツを掴めば
そんなに怖いことじゃないってわかります。
コツを掴む方法は、
とにかくやってみること。
嘔吐して
ケロっとスッキリする経験を
実際に積むこと。
感情を感じ切る
っていうのは、
反応として出てきた感情に対して
押し込めたり
ジャッジしたり
分析したり
さらに別の感情を付け加えたりせずに、
ただ、観察すること。
感情に溺れている自分を、
外側から寄り添うように観察すること。
つまり
自分の中にある
悲しみ、憎しみ、嫉妬心など
持ち続ける必要の無い気持ちが
自分の中にあるなーって
その存在を認めて、
それを感じた自分を
受け入れることが出来れば、
感情を手放せます。
エネルギーが循環します。
実は、
手放すべきなのは
ポジティブな感情についても同じこと。
嬉しい!楽しい!幸せ!
そんな感情も、
手放さずに執着すると
その感情に依存しちゃいます。
その感情が無くなると、
なんだか欠けてしまったような
幸せじゃなくなったような
気持ちになっちゃいます。
今、どんなに
嬉しくても、
楽しくても、
幸せを感じていても、
必ず
その感情は消えていきます。
そしてまた
必ず、ネガティブな感情が湧く時があるし、
必ず、ポジティブな感情が湧く時もある。
そういうもんだって分かっていれば、
その感情に依存することはありません。
消えて無くなってしまうからこそ、
毎回、ただ味わえばいい。
ポジティブな感情も、
ネガティブな感情も、
ただの反応であって
実体の無いものだから、
思いっきり味わっても大丈夫!
「手放さなきゃ!」って力まずに、
そのままを
ただ感じればいいんです。
そもそも感情は
こういう出来事にはこんな反応をする
っていう回路を、
自分で無意識のうちに作り上げたもの。
その感情は
あなたの魂の声じゃない
ただ
過去の経験から
自分で作りあげた回路に沿って、
反応が出ているに過ぎないってことを
忘れないでいよう。
ロック